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【ビジネスアイコラム】
米アップルが大株主のヘッジファンド「グリーンライト・キャピタル」から圧力を受けている。1370億ドル(約13兆円)もの現金を手元に抱えているため、配当として株主に還元するよう求められている。
共同創業者であり、カリスマ経営者だったスティーブ・ジョブズが死去してから1年余りのアップル。成長力に陰りが出てきたとの懸念から、株価は昨年9月の高値705ドルから3割以上下げ、500ドルを割り込んでいる。
ジョブズ亡き後のアップルは有力な成長分野を見いだせず、株主へ資金を返還しなければならなくなったのか?
一般に成長企業は低配当、成熟企業は高配当だ。成長機会が豊富にあれば利益を再投資し、さらなる成長を目指せばいい。株価上昇で株主に報いるわけだ。一方、成熟企業は魅力的な投資先を見つけられず、配当で株主に報いようとする。