国内乗用車メーカー8社が27日に発表した1月の海外生産の合計は、前年同月比15.6%増の138万6258台で、マツダと富士重工業を除く6社が1月としては過去最高となった。
一方で輸出は6社がマイナスだった。為替相場の円安傾向で足元の輸出採算は改善しているものの、各社とも為替対策やコスト競争力を高めるため海外での現地生産を中長期的に増やす戦略を強化しており、輸出が全般的に伸び悩む結果になった。
海外生産は、トヨタ自動車が北米や東南アジアでの需要拡大を背景に5.3%増の44万1417台と、2カ月ぶりに前年実績を上回った。
日産自動車は米国とメキシコで新型車生産が伸びたほか、中国で昨年は1月に迎えた旧正月の春節が今年は2月だったことから稼働日が増えたこともあり13.4%増の33万2468台だった。
ホンダも、スポーツ用多目的車(SUV)「CR-V」の生産を狭山製作所(埼玉県狭山市)から北米に移管したため、海外生産は29.7%増の28万3315台と大きく伸びた。