ただ、輸出で前年実績を上回ったのはトヨタとマツダの2社にとどまった。マツダは、同社独自の低燃費技術を取り入れた「CX-5」や「アテンザ」の販売が欧州や北米で好調だったことから、輸出が10.3%増となった。
8社の中で輸出比率が約8割と最も高く、円安効果も「ゼロではない」(担当者)という。トヨタも米国や欧州向けを中心に好調で、輸出は10.5%増と2桁の伸びとなった。今後も「需要があれば輸出量を増やす」としている。
ただ、ホンダが「為替の円相場はまだ適正水準とはいえず、為替変動に左右されないように現地生産を加速させる」とするように、輸出への依存度を抑える方針をとるメーカーは多い。
1月に前年実績を上回ったのがマツダと富士重工業の2社にとどまった国内生産を押し上げるのは、円安よりも内需拡大にかかっているといえそうだ。