ツイッターのディック・コステロCEO【拡大】
同社は成長分野のモバイル事業の強化を重点戦略に掲げ、コストロ最高経営責任者(CEO)も「モバイル広告は非常に好調」と強調する。
2月5日には、市場調査会社ブルーフィン・ラブズの買収を発表。同社はツイッターでテレビ番組やCMがどう評価されるかを分析しており、ツイッターは「テレビとの融合で革新的な広告開発に役立つ」と他メディアとの提携強化をもくろむ。
ヴァインももともとベンチャー企業が開発したサービスで、昨年10月にツイッターが買収した。
市場に待望論
ツイッターの創業は2006年。オバマ米大統領も利用し、米人気歌手レディー・ガガさんのフォロワー(読者)は世界で3千万人を超えるなど、ソーシャルメディアの雄としての地位を急速に固めつつある。
米調査会社グリーンクレスト・キャピタルは「モバイルや国際展開などの成長機会をつかむため、ツイッターは上場に動く」と指摘する。上場時期は13年後半から14年初頭と多くのアナリストが予想している。