進学シーズンを迎え、小学生向けなどの電子辞書の品ぞろえをする家電量販店の売り場=15日、東京都新宿区のビックロ【拡大】
春の入学・進級シーズンに合わせ、電子辞書メーカーが小学生向けモデルの投入を相次いでいる。2011年度から英語の必修化が始まりニーズが高まっているうえ、高額な通信費や有害情報へのアクセスなどが問題になるスマートフォン(高機能携帯電話)やパソコンと異なり、保護者も購入に前向きなためだ。市場が頭打ちになる中、各社とも新たな顧客層の取り込みに力を入れている。
シェアトップのカシオ計算機が2月に発売したのは、「エクスワード」シリーズの「XD-N2800」(想定価格2万8000円前後)。NHKの初心者向け英語学習アニメ「リトル・チャロ」の動画が見られ、イラストや写真を多用した小学生向け参考書なども収録した。
同社は昨年春に初めて小学生向けモデルを投入。認知度が低いにもかかわらず「計画を上回る売れ行き」で、コンテンツを充実させて販売拡大を目指す。