「マガリー」の運営を担当するグリーの矢口裕也さん(中央)ら=東京都港区【拡大】
一方、DeNAでは昨年11月に若手社員の発案で始めたスマートフォン(高機能携帯電話)向け無料通話サービス「comm(コム)」が好調だ。利用者は昨年末時点で約500万人。直接収益に結びつく事業ではないが、自社サービス全体の利用者拡大を狙っている。
コムは2011年当時に新卒1年目だったエンジニアの長田一登さん(28)のアイデアを基に始まった。企画や運営を担う中核メンバー4人のうち、2人は現在も新卒1年目の女性だ。会社側も「ついこの間まで学生だったからこそ、常に利用者目線で考えることができている」と評価している。
矢野経済研究所によると、ソーシャルゲームの2013年度国内市場規模は、12年度見込み比10%増の4256億円になる見通し。ただ、10年度の前年度比約3.8倍、11年度の約2倍と比べると、成長ペースは次第に鈍化している。こうした中、両社は若手社員の力を使って、新たな収益源を探っている。