勢力図激変!? スマホOS第3極、2強崩しへ虎視眈々 (2/5ページ)

2013.3.12 08:00

スマホ用OSの主な参加企業

スマホ用OSの主な参加企業【拡大】

 タイゼンはオープンOS「Linux」をベースに、インターネットの標準言語「HTML5」で作られたスマホ用OS。OSの設計図といえるソースコードを公開、通信事業者やアプリ(ソフト)開発企業の自由度が広がり、サービスを展開しやすくなることが最大の特徴だ。

 米調査会社IDCによると、スマホ用OSの2012年の世界シェアは、首位のアンドロイドが68.8%、2位のiOSは18.8%で、3位以下を大きく引き離している。アンドロイドは10~12月には70.1%に達しており、さらに拡大する勢いだ。

 アンドロイドは仕様公開によって陣営を拡大してきたが、iOSよりオープンとはいえ、グーグルの承諾なしに独自サービスを提供しにくい。このため、通信事業者にとっては「不満がないわけではない」(大手通信事業者)。

 通信事業者の「保険」

 タイゼンはアンドロイドの急激な勢力拡大に危機感を抱いた端末メーカーや通信事業者の「保険」ともいえる存在だ。

新OSの必要性を説くドコモの加藤薫社長

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