三菱電機の電力自立運転管理システムのイメージ図【拡大】
三菱電機が環境・エネルギー関連分野の技術開発を加速している。特に力を入れているのは、電力を効率よく使う仕組みの提案だ。成長分野のひとつと位置づけ、収益源として育てていく。
地震や台風など大規模災害による停電への対応策として、同社は2月、数十~数百軒規模のコミュニティー向けに、太陽光発電と蓄電池を活用して電力を1週間以上、自給自足する「コミュニティー向け電力自立運転管理システム」を開発したと発表した。2015年度の製品化を目指しており、自治体や新規の宅地造成を計画している開発業者に売り込む。海外の電力インフラの弱い地域での展開も検討している。
電力会社の電線や配電設備と連携して、周辺系統の安全性や停電予想時間、自立運転による他地域への影響を考えながら自立運転の可否を判断する。一方で、電力会社からの許可を受けてから電池を起動し、停電発生時から約20分以内に自立運転に入る。