大阪、名古屋と伊勢志摩を結ぶ近畿日本鉄道の新型観光特急「しまかぜ」が21日にデビューする。これに先立ち7日に報道向け試乗会が開かれ、記者はゆったりとした座席、大きな窓からの眺めを楽しむぜいたくな時間を体感した。
“新たな鉄道の旅”を提案するという近鉄の狙い通り、チケットは好調な売れ行き。また近鉄百貨店でも限定商品を発売するなどグループ全体でデビューを盛り上げ、最重要拠点と位置づける伊勢志摩への誘客を加速する。
デラックスでゆったり
しまかぜは、大阪難波駅(大阪市)、近鉄名古屋駅(名古屋市)と賢島駅(三重県志摩市)をそれぞれ水曜を除き1日1往復する。
記者がしまかぜに乗り込んだのは大阪上本町駅(大阪市)。白地にブルーのラインが入った精悍(せいかん)な外観を横目に車内に入ると、内装はクリーム色を基調とした落ち着いた雰囲気。このギャップが実にいい。