そごう・西武も21日までの1週間で、行楽弁当などの売り上げが前年比約24%増。4千円台後半の豪華弁当にも予約が殺到した。酒類も高価格帯のスパークリングワインが好調で、担当者は「まさにアベノミクス効果」とほおが緩む。
銀座三越(東京都中央区)は、アウトドア用のグリルなどをそろえ、「スタイリッシュなお花見」を提案。“ワンランク上”の花見需要の増加に対応した。
アサヒグループホールディングスの花見に関する意識調査では、「必ず行く」「行くつもり」と回答した人の割合が4年ぶりにプラスに転じた。1人当たりの予算も「1千円台」が減り、「2千円台」が増え、消費意欲の高まりがうかがえる。