JR京橋駅側からみたパナソニックOBPタワー【拡大】
ただ、実際に移転するとなると、後継テナントをどうするのかという難題が待ち受ける。グランフロントやダイビルが床の供給を始めたのに加え、北新地(大阪市北区)でも平成27年3月に新ダイビルの完成が控えており、オフィス需給は供給過多に陥る懸念がある。
不動産市場に詳しい金融関係者は、「(パナソニックは)身動きが取れないのが正直なところではないか」と打ち明ける。
OBPで働く大手企業の社員は「京橋にはオフィスがあるだけで、人を集める仕掛けがない。そこが梅田と最大の違いだ」と苦言を呈する。商業施設の相次ぐオープン、リニューアルで、人がにぎわう梅田のように、OBPも次の開発検討が必要な時期に来ているのかもしれない。(南昇平)