食品メーカーに備蓄特需、売り込み合戦激化 都の「帰宅困難者対策条例」で拡販 (3/3ページ)

2013.3.26 08:00

 こうした、賞味期限延長の動きは定番保存食にも広がっており、ハウス食品は賞味期限を従来品の約2倍の5年6カ月に延ばしたレトルトカレーを販売すれば、日清食品も賞味期限を通常の5~6カ月から3年に延ばした即席麺チキンラーメンとカップヌードルの缶入りを開発している。

 グリコなどの調べによると、備蓄用食品市場は震災前の10年(約98億円)から11年は131億円に拡大し、12年も約1割増で推移したと見る。同様の条例は全国の自治体に広がるとみられ、13年以降も市場は拡大すると予測している。

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