一方、アップルも手をこまねいてはいない。市場では、ギャラクシーS4を迎撃するため、「年内にもアイフォーン5の廉価版や機能を高めた新モデル(5S)を投入する」(ITアナリストのミンチ・クオ氏)との観測が根強い。
ギャラクシーS4の発表直前、アップルのフィリップ・シラー上級副社長(52)は米メディアに対し、ギャラクシーなどグーグルの基本ソフト(OS)「アンドロイド」を搭載したスマホからアイフォーンへの乗り換えが進んでいると指摘し、「アップル製品が革新的だからだ」と強調した。
協調から対決姿勢鮮明に
アップルとサムスンはともに腕時計型の電子機器を開発中で、サムスン幹部は「未来の製品をどのメーカーが先に商品化できるか」と対抗意識をむき出しにする。アップルは次世代テレビも開発中とされる。スマホ市場は米国では飽和状態に近く、新たな成長分野の開拓が両社の急務になっている。