「1次情報」フル活用
こうしたネット上の考察を支えるのは、編集されず、かつ迅速に手に入る「1次情報」からの引用だ。堀江氏の会見内容は即日、ほぼ全文がニュースサイトに掲載され、動画も非公式に転載されている。ちなみに、翌々日にテレビ出演して話題になったタレントの中島知子さん(41)のインタビューも全文が有志によりアップされ、動画もネットに拡散。違法な内容を含め、情報の伝搬はネットでは止まらない。
ただ、1次情報に触れる人数はまだ少ないのも現状だ。堀江氏の会見をネットで生視聴した人は約12万人、会見全文を掲載した主要サイトのアクセス数は2日現在で計約61万。視聴率1%で100万人とされるテレビとの落差は大きいが、無視できる数字ではない。「ネット世論」と一般の世論との乖離(かいり)の背景には、こんな数字の事情もありそうだ。
さて、堀江氏は再び時代の寵児へと“リバウンド”できるのか。ネットニュースの見出しが短時間で移り変わるように、話題の消費も早いのがこの世界。発信力が問われることになるだろう。(お)