TOTOが近畿2府4県で手がけた平成24年度の公共施設改修(トイレなどの水まわり品)の売上高はオフィスが全体の約3割を占め1位(「その他」項目を除く)。老朽化対策とは別に、「テナント誘致を目的に築20年前後でトイレを改修するビルオーナーが増加している」(担当者)と打ち明ける。
心を落ち着かす“癒やし”の空間
そんなトイレ改修のポイントは“癒やし”。今どきのトイレは、心を落ち着けてリフレッシュする場に設計されているという。
温水洗浄便座やエチケット用の擬音装置はもちろんのこと、最近増えているのが「ロック機能付きの個人用収納ケース」。
男性の目に触れず、持ち運ぶ手間も省けるため、メーク用品や歯磨きセットをトイレ内にしまう女性が多い。ビルの訪問者とトイレを共用する店舗の場合、鍵付きの収納ケースは防犯上も安心と好評だ。