長谷川閑史(やすちか)・経済同友会代表幹事(野村成次撮影)【拡大】
経済同友会の長谷川閑史代表幹事は代表幹事として1期2年の任期を終え、25日の通常総会で2期目に入る。今後の抱負を聞いた。(早坂礼子)
--2011年4月の代表幹事就任時に「行動する同友会」を目標に掲げた
「東日本大震災の被災地の実業高校に必要な機材を進呈するプロジェクトを数回実施し、賛同者から毎回2億円以上を集めている。今月には会員企業から人材を派遣する事業も始めた」
--政府の産業競争力会議の民間議員も務めている
「国家戦略会議や産業競争力会議に呼ばれ、成長戦略の策定議論に参加している。民主党時代は政治主導が強く出すぎていたが、自民党政権は官僚をうまく使い、安倍晋三首相が強い指導力を発揮している。できるものから迅速に実施しているので必ず成果に結びつくだろう」