タムロンの遠赤外線カメラ用ズームレンズ「SC001」のプロトタイプ機【拡大】
ほかにもレンズ最大径も見直し、監視カメラへの採用機会を高めるため、小型軽量化を狙った。その結果、自社従来品の同じ焦点距離レンズに比べて、SC001は重量で約7割減の約550グラムに、全長も約2割減の131ミリを達成した。
また、屋外設置用には前面レンズ表面に特殊加工を行い、防水防塵(ぼうじん)性能を付加した。従来の監視カメラはレンズの保護用ガラスに、遠赤外線を透過させるため高価なゲルマニウムを含んだガラスを使っていた。防水防塵性能を持つSC001は、保護用ガラスが要らず、製造コスト面でも優位性があるという。
商品ラインアップの拡充で、タムロンは、15年12月期の遠赤外線カメラ用レンズ全体の売り上げを5億円に引き上げる計画だ。