西室氏は東芝の社長、会長を経て、東京証券取引所の会長兼社長を歴任。昨年5月に日本郵政の民営化の進捗状況をチェックする郵政民営化委員会委員長に就任した。
日本郵政は民営化を進めていくとともに、2015年秋をメドとする株式上場を目指している。安倍晋三政権は、郵政業務に精通している上、民間での経営手腕を評価し、西室氏に打診したものと見られる。
日本郵政内部には、こうした経歴を評価して「民間人の中では適任」(幹部)と期待する声も上がっている。
【プロフィル】西室泰三氏(にしむろ・たいぞう) 慶大経卒。1961年東芝入社。社長、会長を経て2005年から相談役。12年に郵政民営化委員会委員長。山梨県出身。