オリンパスが発表したミラーレス一眼カメラの新シリーズ「OM-D」【拡大】
ただ、ミラーレス一眼は国内市場で3割のシェアを持っており、今後、海外販売の強化などを進める。
デジカメを中心とする映像事業は13年3月期に231億円の営業赤字だったが、14年3月期に赤字を解消、15年3月期に黒字転換を図る計画だ。
笹宏行社長はこの日の決算説明会で「(デジカメ事業の)再建は経営の最優先課題。黒字を確保できる体質にしていく」と強調した。
同時に発表した13年3月期連結決算は売上高が前期比12.3%減の7438億円、最終損益は80億円の黒字(前期は489億円の赤字)だった。円安も追い風になって内視鏡など医療事業が大きく伸びた。
14年3月期の連結業績予想は売上高が5.9%減の7000億円、最終利益は3.7倍の300億円を見込む。