ホンダがF1復帰を発表。南青山のホンダ本社前にはアイルトン・セナのベルギーGP優勝車などが展示された=16日午後、東京都港区(矢島康弘撮影)【拡大】
会見でのホンダの伊東孝紳社長のやりとりは以下の通り。
--F1参戦のメリットは
「F1でも(燃費)効率が求められてきたので技術進化が図れる。エネルギーを回生する(=電気エネルギーに変換する)技術は間違いなく、量産車に影響を与えられる。日本の得意な燃費技術分野での参入となるので、日本全体が元気になっていくことを期待したい」
--撤退した前回は不振だった
「当時はエンジン供給だけでなく、マネジメントも手がけた。エンジンには自信があるが、全体をすべて手がけるのは難しかった。今回のマクラーレンとのコンビは理想の形態だ」