ところがリカレントは今年に入り、米投資ファンドのコールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)などが資金を拠出した計13万8千キロワットのメガソーラー(大規模太陽光発電所)を完成させ、同州の州都サクラメントに納入するなど業績に好転の材料が見えてきた。
米では今後、20年間の固定価格買い取り制度(FIT)のもとでメガソーラーの建設が進むと見込まれており、太陽電池の生産・販売は現時点では採算が合わない場合でも、メガソーラーの開発・運営は長期的には利益を確保できる環境にあり、シャープは「保有継続が得策」と判断した。