総務省によると、建設業の場合、29歳以下の就業者の比率はわずか11・8%と、全産業平均(17・3%)を大きく下回り若者離れが顕著だという。
半面、建設業に従事する55歳以上の比率は32・8%と全産業平均を4ポイント超上回り、高齢化に伴う「技能の育成、継承が難しくなっている」(業界関係者)という。
この背景にあるのが、仕事内容に比べて低い賃金水準だ。毎月勤労統計調査によると、従業員30人以上の建設業の3月の現金給与総額(平成22年を100とした指数)は、前年同月比0・1ポイント減の90・2にとどまった。
厚生労働省関係者は「人手不足でも賃金は上がっていない」と指摘する。