--プロジェクターの販売は好調だ
「世界シェアは26%程度まで上昇した。特に教育用のニーズが高い。場所を取らず(タブレット端末など)IT機器とも融合できるので、米国や欧州のほか、新興国でも導入が進んでいる。教育のIT化で国内でも伸びる可能性があり、販売を強化したい」
--ロボットやラベル印刷など産業機器の売上高を現在の約100億円から将来1000億円にする目標を掲げる
「大きな柱の一つにしたい。産業機器のウエートを高くしてバランスの取れた事業構造にする必要がある。経験が少なく試行錯誤だが、営業体制なども整えている」
--老朽化によるインフラや建物の傾きなどを検出できるセンサーは防災面からも社会的意義が大きい製品だ
「水晶をベースにしたセンサーで、精度も信頼性も高い。政府が進める国土強靱(きょうじん)化という面でも貢献できると思う。海外では既に無人飛行機などに搭載されており、いろいろな用途が考えられる」
【プロフィル】碓井稔
うすい・みのる 東大工卒。1979年信州精器(現セイコーエプソン)入社。2002年取締役。07年常務取締役。08年6月から現職。長野県出身。