ハイブリッド仕様になった新型アコードを発表するホンダの伊東孝紳社長=20日、東京都渋谷区【拡大】
2012年の国内セダン市場は、前年比14%増の約28万台と2年ぶりに増加に転じたが、00年比では約7割減と激減している。
ホンダは売れ筋の軽自動車や小型車の開発、生産に力を注ぎ、販売拡大の原動力としてきた一方で、販売不振が続いたセダンは昨年、高級セダン「レジェンド」「インスパイア」の国内生産を中止し事業規模を大幅に縮小。12年のアコードの世界販売が60万台超なのに対し、国内販売はわずか2279台にとどまった。
だが、セダンが「乗り心地や上質感など車の本質を凝縮している」(ホンダ幹部)ことや、顧客からも高級車を望む声が相次いだことから、新型アコードの開発を急いでいた。
もっとも、セダンは世界最大市場の中国や北米では主力カテゴリー。ホンダも世界販売に占めるセダン比率は全体の49%に達している。
ガソリン仕様、プラグインハイブリッド仕様の新型アコードはすでに北米で発売しているが、ハイブリッド仕様の発売は日本が初めて。今後、9月に北米でも売り出す計画だ。