メガソーラー【拡大】
とりわけ、太陽光発電の買い取り価格は割高な設定とされる上、用地が確保できれば建設期間が比較的短くて済むため、企業などによる参入が急増。それに伴って、太陽電池の販売も右肩上がりの状態だ。
太陽光発電協会(JPEA)によると、12年度の太陽電池の国内出荷量は前年度比約2.7倍の約380万キロワットと過去最高を記録。米調査会社IHSによると、13年に日本国内に新規導入される太陽光の発電能力は12年比2.2倍の530万キロワットに拡大し、設備販売額や設置費用などを合計した市場規模が198億ドル(約1兆9380億円)とドイツを抜いて世界1位になる見通しだ。
一方、これまで好調だった欧州では、1~3月の太陽光発電の新規導入量が前年同期比34%減と大幅に前年実績を割り込んだ。欧州では、買い取り価格の引き下げなどで太陽光発電への投資が減っていることが背景にある。これまで中国など各国の太陽電池メーカーは欧州市場を主戦場としていたが、同市場の不振で、今後は好調な日本市場への攻勢が強まるのは間違いなさそうだ。