《拍手がおこる会場。高橋興三副社長がせき払いをしながら答えた》
高橋副社長 「リストラは社員にとって申し訳なく、責任を感じています。私も社内のあちこちをまわって社員の厳しい生活も聞いています。町田については議論がありました。『そんなことやっている場合か』とう話もありました」
「しかし、シャープは大阪の企業で、大阪の皆さんに支えていただいていることも忘れてはいけない。地域経済への貢献に“空白”を作らないためこういう決断をしました。こんな状況ですが、関西財界だけではなく、いろいろな業界団体に恩返しをしないといけない。奥田には私に代わって業界活動の多くを引き受けてもらうということです」
《別の男性株主からも厳しい声が飛んだ》
男性株主 「シャープはほとんど倒産企業のため、配当ゼロは理解できます。しかし、そこに並んでおられる片山(幹雄)会長、液晶関係で大失敗された役員に報酬を払っています。そのお金は、われわれの生活費なんです。取締役は3億円の賞与をもらっており、これは株主をばかにしているとしか思えません。まさか退職慰労金は出されないと思いますが、どうなんですか」