雨が降りしきる中、パナソニックの株主総会に訪れる株主=26日午前、大阪市中央区の大阪城ホール(板東和正撮影)【拡大】
《数秒間、津賀社長が深く頭を下げる。続いて将来への復活を約束する言葉を力強く述べた》
津賀社長 「必ずやご期待に添えるよう、パナソニックの復活に向け不退転の気持ちで臨みます」
《今後の取り組みや中期経営計画についてナレーションによる説明が始まる。自動車関連事業が増収になったことなど各事業の状況を映像を交えて報告。7000億円を超える大幅赤字の計上や資産負債額について詳細が説明された》
《津賀社長が壇上に戻り、対処すべき課題について説明》
津賀社長 「パナソニックが復活するためには、個々の事業が強さを発揮することが大切。事業部は、開発・製造・販売の責任を負い、事業経営を通じて資金、利益を継続的に増やす責任を負います」