フィリップスが発売する電動洗顔ブラシ「ビザピュア」(左)と光美容器「ルメア」=東京都渋谷区【拡大】
コンシューマーライフスタイル事業部の鍛冶いく美マーケティングマネージャーは「美容家電で世界のリーディングブランドになる目標の達成には日本での成功が不可欠」と意気込みをみせる。
フィリップスは50年以上も美容家電を手がけ、400種類以上の商品を持つ。しかし、日本市場からは10年に撤退した。長引く景気低迷で個人消費は盛り上がりを欠き、市場が未成熟だったためだ。
自宅で手軽にケア
今回、再参入を決めたのは、日本の美容家電市場が急成長し始めたことがある。野村総合研究所によると、12年に1430億円だった市場規模は15年に約1700億円に膨らむ見通し。景気回復への期待から個人消費は明るさが増した。自宅で手軽に美容ケアをしたいというニーズが高まり、家電量販店への販路拡大、大手メーカーの参入も後押ししている。