旭化成ホームズが商品化の検討を進める住宅向け「LED野菜工場」=静岡県富士市【拡大】
こうした家庭内で「LED野菜工場」を楽しめる商品が、家電量販店といった店頭などで出回り始めた。
機械商社の山善は昨年12月からLED野菜工場の商品「お部屋畑」(参考価格9980円)を発売。担当者は「ガーデニングブームが続く中、部屋の中で日当たりや季節を気にせず、栽培できる点で需要がある」と参入理由を話す。
パナソニックも三井不動産などと共同で、千葉県柏市で実証実験を進めており、家庭向けのLED野菜工場を“白物家電”として商品化する検討に入った。
一方、建設業界でもLED野菜工場は、新規事業の一つとして注目を集めている。設備の建設ノウハウが生かせ、収益源の多様化が図れるためだ。
ゼネコン大手の大林組は来年以降、LED野菜工場による農業参入の検討に入った。千葉大と共同研究を進め、工場システムの販売だけでなく、同社が自ら工場を運営し、生産した野菜類の販売まで手がける「農業の6次産業化」も視野に入れる。