東芝のSDカード「フラッシュエア」がデジカメの中から無線LANの電波を飛ばすイメージのPRイベント=3月、東京都内【拡大】
東芝は今月6日、無線LAN通信機能を搭載したSDカード「フラッシュエア」に、16ギガバイト(5000円台半ば)を加えた。デジタルカメラに挿入したままの状態で、撮影した画像をパソコンやスマートフォン(高機能携帯電話)、タブレット端末に転送できる。
フラッシュエアは昨年3月、世界初の無線LAN対応SDカードとして製品化された。結婚式や旅行先で、友人同士で手軽に写真を共有できる点が消費者に受けたことから、品ぞろえを拡充した。
新製品はデータの転送速度も約30%速めた。2013年度は世界で計300万枚の販売を計画している。