さらに、業務用タブレット型端末などに採用した技術で防水性能を実現。悪天候の屋外でも使用でき、幅広い研究活動に活用できる。価格は無線LANの専用受信機との1セットで10万円前後と高額だが、すでに自治体や小学校から引き合いがあるという。
パナソニックが手掛ける教育関連事業では、レーザーポインターを使い、離れた位置から画面に描画できる電子黒板を世界で初めて開発。今年2月から103インチ、85インチサイズの製品を教育機関向けなどに投入した。同社は学校向けなどを伸ばすことで、電子黒板の年間販売台数を10万台前後と見込んでいる。
一般のデジタルカメラやテレビなどのコモディティ(汎(はん)用(よう)品)化が加速する中、文教向け電機製品は市場の拡大は遅れるものの「参入企業が少なく、競合も少ない」(証券アナリスト)利点がある。パナソニックは高い技術の強みを生かし、先手を打ってシェアを拡大する。