今後、下期(7~12月)に向けては、東南アジア市場などでの競争がさらに激化する見通しで、トヨタが2012年に2年ぶりに首位を奪還した年間販売世界一の座を2年連続でキープできるかは、不透明だ。トヨタは、年初に991万台としていたグループの世界販売台数を、3月に996万台に上方修正している。
進む海外現地生産
また、同日発表した国内自動車大手8社合計の上期の国内生産台数は、11.3%減の442万5436台だった。
エコカー補助金終了による反動減に加え、海外での現地生産がさらに進み、輸出が7.9%減の213万797台と落ち込んだことも大きい。特に、ホンダは海外生産が9.2%増の172万146台と上期として2年連続で過去最高となる一方で、国内生産が40.3%減の35万715台と大幅に落ち込んでいる。
ただ、7月から寄居工場(埼玉県寄居町)が稼働したこともあり、国内生産の落ち幅は改善する見通し。
北米販売が好調な富士重工業は、国内生産、輸出とも大幅に伸び、同期間としていずれも2年連続で過去最高を記録した。