この結果から「季節限定メニューへのお客さまの期待値は、予想以上に大きかった」(原田会長兼社長)と分析。3月以降は、既存の人気メニューをバージョンアップした季節限定メニューを投入や、5月から実施した定番メニューの値上げが奏功。5~6月は既存店売上高と客単価が2カ月連続でプラスとなり、回復の兆しを見せた。
一方で既存店の客数は減少が続いており、原田会長兼社長は「今後は客数を増やすことに軸足を移さなければならない」と強調。「新規顧客の来店動機を作るメニュー強化、価格政策を進めていく」と述べ、多様な価格設定のメニュー投入による客数と客単価を伸ばす方針を改めて示した。