大阪府門真市のパナソニック本社【拡大】
バルサのペーニャ(公認応援団)日本支部に所属する、ある熱狂的なサポーターの1人も「日本企業がバルサのスポンサーに入るのは驚き。大企業に頼ってこなかった歴史を考えるとポリシーを曲げるのは正直寂しい気持ちだ」と本音を明かす。
契約期間は2013年4月から16年3月までの3年間。パナソニックはテレビ販売の店頭でデモ映像を披露するほか、店頭装飾やグッズキャンペーン、企業サイトなどにバルサのブランドや肖像を活用するという。契約額は公表していない。
今回の契約について、パナソニックは「人気実力を兼ね備えた世界ナンバーワンともいえるFCバルセロナのイメージと、世界ナンバーワンブランドを目指しているVIERA(薄型テレビのブランド)のイメージが一致したことから合意に達した。
パナソニックはFCバルセロナと協力してマーケティング活動を行い、サッカーの生み出す情熱を伝える」と公式コメントを発表している。