ネットメディアには「負荷は大丈夫?」と関心をひく記事が載り、動画サイト「ニコニコ動画」では「ラピュタ」放送に合わせ、スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーが出演する実況番組を生放送した。さらに、押すだけで「バルス」と投稿できるボタンや、冒頭のようにヤフージャパンのバルスボタンを押すと画面が崩れるお遊びまで登場した。その周到ぶりに、2ちゃんねるには「商売に結び付けられると白ける」などと、祭りの商業化を懸念する人々も現れていた。
鈴木准教授は「同じ番組内容なのに、ネットを見ているかどうかで意味が変わってくる」と指摘する。テレビ局では最近、スマートフォン(高機能携帯電話)などを利用し、ネットと連携することでテレビの新しい楽しみ方を模索する動きが目立っているが、バルス祭りは期せずしてその「先導役」を果たしてきたことになる。
「ラピュタ」はおよそ2年おきに放送されている。次のバルス祭りは、どんなメディア状況を反映したものになっているだろうか。(城)