ボーダーレスは採用活動でも顕著だ。味の素は事務系、技術系それぞれに全国型/総合コースと地域型/選任コースに分かれて採用する。内々定を得た来春入社組をみると、技術系総合型は26人中12人が女性だが「意識したわけではない。男女の隔たりはない」と真田主任は強調する。女性だけでなく、障害者も健常者と同じ土俵で面接を受ける。事務系地域型で1人の障害者が内々定を得たという。
味の素グループWayに共感し絶対条件を突破して入社すると、その能力を最大限に発揮するための新人研修に加え、1年目と3年目研修を用意。ここではポジティブシンキングのスタンスを伝える。
「仕事はやりたいことばかりではない。どんな仕事でも前向きにとらえてやり抜いてほしいから。豊臣秀吉は下足番を一生懸命やったから下足番で終わらなかった」と真田主任。こうして「道を、拓け。」と発破をかけ開拓者を育てる。(松岡健夫)