三菱航空機の川井昭陽社長(左から2人目)ら幹部。手前は開発中の小型ジェット旅客機MRJの模型=8月22日午後、東京都港区の三菱重工業品川本社ビル(小野淳一撮影)【拡大】
「山登りに例えれば今は6合目」と話す川井社長。頂上を目指す三菱重工グループの底力が問われている。(小島清利)
MRJ開発の経緯
2008年3月 三菱重工業がMRJの事業化を決定
同4月 MRJの開発を担当する三菱航空機を設立。11年の初飛行、13年の初号機納入を計画
09年9月 12年4~6月の初飛行、14年1~3月の初号機納入に見直し
12年4月 13年10~12月の初飛行、15年夏ごろの初号機納入に見直し
13年8月22日 15年4~6月の初飛行、17年4~6月の初号機納入に見直し