9月投入か
米アップルは9月10日にも、スマートフォン(高機能携帯電話)「iPhone(アイフォーン)」の新製品を発表する。新たに廉価版を投入するとみられ、中国をはじめとする新興国市場を意識した戦略を強化する。足元でアイフォーンの販売の勢いに陰りも見える中、アップルの次の一手に注目が集まる。
米メディアの報道などによると、新型アイフォーンは上位機種の「iPhone5S」(通称)と廉価版の「iPhone5C」(同)の2機種となる見通し。5Sには新たに金色が加わり、黒、白と合わせて3色で展開する。最新の基本ソフト(OS)「iOS7」のほか、指紋認証装置や高精細カメラを搭載すると予測されている。
これに対し、5Cは本体にプラスチック素材を採用するほか、機能を絞り込むことで製造コストを抑えるとみられている。