日立アプライアンスが発売する新型冷蔵庫。ワサビと同じ辛み成分で食品を新鮮に保存する=27日、東京都港区【拡大】
日立アプライアンスは27日、ワサビと同じ辛み成分で食品を新鮮に保存する機能を備えた大容量冷蔵庫「R-M6700D」など11機種を9月12日から順次発売すると発表した。内部のファンを2つにすることで省エネ性能も高めた。
真空にして食品の酸化を抑える「真空チルドルーム」に、ワサビ約2キロに相当する辛み成分を封入したカセットを搭載。魚や野菜の鮮度や栄養素の劣化を防ぐ。また従来の冷却ファンに加え、冷蔵室上部にファンを設置。冷蔵室内を効率よく冷やすことで、エネルギーの消費を減らすという。
日立は付加価値を高めたモデルに力を入れており、11機種の想定価格は26万~41万円前後。来年1月には電動の引き出しや高級感のあるカラーを採用した高価格モデルも発売する。
猛暑で同社の4~7月の冷蔵庫出荷は前年同期比15%増と好調だった。今年度下期も、来年4月の消費税率引き上げ前の駆け込み需要を見込み、前年同期比6~7%増の押し上げ効果を想定している。