新興ゲーム3社の連結営業利益【拡大】
ソーシャル斜陽
もっとも、1年ほど前は飛ぶ鳥を落とす勢いだったグリーの業績は下降ラインをたどり、連結営業利益は減少に歯止めが掛からない。2013年4~6月期の連結決算では、不採算ゲームの開発・運営の取りやめや海外拠点の閉鎖で102億円の特別損失を計上し、3億円の最終赤字に陥った。四半期ベースでの赤字は08年の上場以来初めてで、13年6月期の年間配当も初の減配を余儀なくされた。
「従来型携帯電話向けの収益が急速に下がる一方、スマホ向けを伸ばしきれなかった」。田中良和社長はこう説明する。
スマホへの対応が遅れたのは、DeNAも同じだ。13年4~6月期の連結営業利益は前年同期比7.6%減の169億円にとどまった。スマホ中心に展開している欧米向けのゲーム事業は6月に単月で初の黒字化を達成したものの、新規のヒット作に恵まれなかった国内事業が足を引っ張る格好となった。