調査会社のIDCジャパンによると、2013年4~6月期の国内スマホ出荷台数は前年同期比26.8%増の653万台。このうちアップルのシェアは36.1%と、7四半期連続で首位を維持している。ソニーは20.6%で、前四半期の3位から2位にランクを上げた。NTTドコモが機種を絞り込んで販売する「ツートップ戦略」の援護が奏功した。
ただ、ドコモは今月20日からアイフォーンの販売を始めるため、ソニーにとっては逆風となる。鈴木社長も「アップルは引き続き強いだろう」と気を引き締める。打倒・アップルに向けて、ソニーはドコモ以外も含め、通信事業者との連携を模索。スマホと組み合わせて使う周辺機器も充実させる計画だ。