「7年後って、あっという間ほどすぐじゃないし、リアリティーないほど先じゃないし、新しく何かを始めても間に合う期間だし、楽しみにするのになんてちょうどいい未来なんだろう!」。こうした前向きな声もあれば、「今回五輪開催が決まったことで『自分が7年後どうしているか』を日本全体が半強制的に考えさせられるような格好になっている」と、心配げな声もある。
「7年後、と…とりあえず英語が話せるようにした方がいいかな」
これから7年間を「開催地に選ばれた」という誇りとともに楽しむことが日本人に許された。それは人や街にとって「約束」を果たすための猶予であり、被災地復興など課題は大きい。だが、とりあえずは、前を向ける幸福をかみ締めたい。(光)
【用語解説】4年前の五輪招致
2016年の夏季五輪に立候補した09年の招致活動で、東京は落選した。産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が実施した合同世論調査では、落選を「残念だ」とする回答は60・0%、「残念だと思わない」が37・9%。2020年については当時「招致すべきでない」との回答が6割を超え、「再び招致活動を行うべきだ」(31・5%)のほぼ2倍だった。