アイフォーン5s(右手前)と5c(左奥)【拡大】
他社の旧モデルを買い取ることで他社に流出した顧客の再契約を目指す。他社の端末を下取りするのは携帯電話業界では異例のことだ。
一方、KDDIは「ドコモへの顧客流出を防ぐ」(同社幹部)ため、下取り価格を大幅に引き上げた。
従来、「4S」の下取り価格は1万8000円だったが、新たに旧モデルとなる「5」は2万8000円に設定。「4S」も1000円上積みした。
同社は「5」契約者向けに1万500円のクーポンを配付しており、「下取りとの合計で持ち出しなしで機種変更できる」(調査会社幹部)よう価格を決めたとみられる。