国内で初公開されたソニー「プレイステーション4」の展示に多くの人たちが集まった=19日、千葉市美浜区の幕張メッセ【拡大】
世界最大規模の家庭用ゲームの見本市「東京ゲームショウ(TGS)2013」が19日、千葉市の幕張メッセで開幕した。ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)が「プレイステーション(PS)4」、米マイクロソフト(MS)が「Xbox One(エックスボックス・ワン)」を国内で初めて一般展示。スマートフォン(高機能携帯電話)に押されていたゲーム専用機メーカーが、次世代機の投入で巻き返しを図る。
SCEはこの日、全世界で2013年度中にPS4を500万台販売する計画を明らかにした。同社のアンドリュー・ハウス社長が基調講演で発表した。
PS4について、ハウス社長は「熱心な利用者の期待に応えるだけにとどまらず、家族と仲間と一緒に遊ぶ楽しさを届ける」と強調。ゲームだけでなく、映画や音楽も楽しめる「総合エンターテインメント機器」として、新しい客層を取り込んでいく考えを示した。