流通大手のイオングループが19日、千葉市美浜区に12月20日開業するショッピングモール「イオンモール幕張新都心」の概要発表会見を開いた。同店は分野別に立ち並ぶ「大人」「ファミリー」「スポーツ・家電」「ペット」の4棟に約350の専門店が入る「イオングループの総力を結集した旗艦店」(岡崎双一イオンモール社長)。多彩なエンターテインメントなどで関東全域から集客し、価格に頼らない“新しい売り方”のモデルを全国のグループ店舗に発信する実験場の役目も担う。
同店はJR京葉線海浜幕張駅西側の千葉マリンスタジアム横に立地し、3階建てで、駐車場を含む延べ床面積は40.2ヘクタールと巨大。約500億円を投じ、年間3500万人の集客を目指す。
ショッピングモール全体のコンセプトとして「“夢中”が生まれる場所。」を掲げ、幅広い世代や趣味層の関心を集める「楽しさ」の演出に注力する。