阪急交通社は東海方面のツアーには必ず伊勢神宮参拝を行程を盛り込み、10月の予約人数は前年同月比で4・1倍。宿泊施設の確保が難しいというが、「不便をかけないよう準備する」構え。JTB西日本も関西発で伊勢志摩方面の宿泊を含むツアーの10月の販売人数が1・5倍と好調だ。
山崎豊子の小説「華麗なる一族」の舞台として知られる志摩観光ホテル(三重県志摩市)は最高級のロイヤルスイート宿泊プラン「常若(とこわか)」の販売を開始した。
松阪牛の名店「和田金」特別室での昼食や、ホテルスタッフの案内での伊勢神宮参拝もつき料金は2人で60万円と過去最高額。
同ホテルの担当者は「20年に1度の機会なので、必ず満足してもらえる最高のサービスを用意した」と話している。