KDDI(au)の新型iPhoneの発売イベントにゲスト出演した剛力彩芽さん(左)と哀川翔さん【拡大】
KDDIとNTTドコモ、ソフトバンクの国内携帯大手3社が「iPhone(アイフォーン)」の新モデル「5s」と廉価版「5c」の販売に合わせ、端末価格や通信料金、下取り価格などのサービス内容を一新した。特に800MHz(メガヘルツ)帯の周波数で優位に立つKDDIは、光ファイバーなどの固定通信サービスに加入すればスマホの通信料金を割り引く「auスマートバリュー」と既存iPhoneユーザーへの手厚い優遇策を通じて、顧客の獲得競争を勝ち抜く戦略だ。
端末価格では「5s」はほぼ横並び、「5c」については各社キャッシュバックを打ち出しているものの、auとソフトバンクにおいては1万円キャッシュバックされ、NTTドコモのキャッシュバック金額を上回る状況。
通信料金プランはKDDIの場合、月額6755円(基本使用料、ネット接続料、パケット定額料の合計)に、auひかりなどの固定通信サービスに加入していると、auスマートバリューが適用され、当初2年間は同5800円(3年目以降は6300円)で新iPhoneが利用可能だ。