インタビューに応じる新日鉄住金の宗岡正二会長【拡大】
新日鉄住金の宗岡正二会長は30日までにフジサンケイビジネスアイなどのインタビューに応じ、2015年まで3カ年の中期経営計画を前倒しで達成できるとの見方を明らかにした。
--経営統合から1年たった
「想定以上の順調なスタート。昨年末の政権交代からアベノミクスが奏功し、経営環境を変えつつある」
--中期経営計画の進捗(しんちょく)状況はどうか
「統合効果で最終年度に年率2000億円以上、売上高利益率で5~10%確保などと申し上げてきたが、前倒しで達成しつつある。早期に実現したい」
--中国鉄鋼メーカーの過剰生産をどうみる
「需給ギャップは中国自身も認識している。中国としても必ず施策は打ってくるだろうが、時間がかかるだろう」