12月20日の就航に向け「バニラ・エア」の機体デザインや制服デザインがお披露目された。中央は同社の石井知祥社長=30日、東京都渋谷区【拡大】
ANAホールディングス(HD)が全額出資する格安航空会社(LCC)のエアアジア・ジャパンは30日、11月1日に社名やブランド名を変更して誕生する「バニラ・エア」が12月20日に運航を開始すると発表した。
成田空港を拠点とし、国内線は那覇と新千歳、国際線は台北とソウルの計4都市に来年3月1日までに順次就航する。
通年での運賃は、利用者都合で払い戻しができない低価格版の「シンプルバニラ」と、座席指定が無料で3000円を負担すれば払い戻しも可能な「コミコミバニラ」の2種類を用意。シンプルバニラの場合、成田-新千歳線は片道5500円から、ソウル線は8000円からと設定した。
航空券の販売は、11月1日から同社のウェブサイトや電話の予約センターで一斉に始める。