先行開始した中1では、すでに全受講生の6割に当たる16万人がタブレットを利用。従来の紙のテキストに代わる主力教材として利用が広がりそうだ。
「『自分だけの端末』ということが子供心をくすぐり、結果的に学習意欲も高まる」と話すのは、ソフトウェア大手ジャストシステムの担当者。新事業として今春、小学生向け通信教育「スマイルゼミ」を開始した。
同社は小学校用の学習支援ソフトでシェア約8割を握っており、ノウハウを生かして通信教育に参入した。
塾向けにタブレット用教材を提供するのは、フレンズ(東京都品川区)だ。大手学習塾のIT部門だったが昨年独立した。「対戦型」の小テストでやる気を引き出すシステムがうけ、現在全国約100教室、2000人余りの小学生が利用している。
総務省の通信利用動向調査によると、無線LANを導入している家庭は昨年時点で全世帯の約47%に上る。ネットワークを利用した教育ビジネスは、今後さらに広がりを見せそうだ。